日本人女性での閉経の平均年齢は、50歳~51歳。
私の場合は41歳で、『早発閉経』と診断されました。(生理が来なくなったのは40歳のとき…)
生理が来なくなってからも、「そのうち来るでしょ」と思いながら数カ月・・・
その時一緒に働いていた元看護士の同僚から「医者に行きなさい!」と促され、婦人科で診てもらうと
子宮が機能してないねぇ。
え?!(゚Д゚;)
「まさか40歳で閉経するなんて・・・、何かの間違いであって」と血液検査もやってもらいましがた、結果は『早発閉経』という診断でした(;O;)
血液検査での測定値
血液検査では女性ホルモンの検査をしました。
女性ホルモンの値で、閉経したのかが分かります。
実際の検査結果です☟☟
検 査 項 目 | 測 定 値 | 基 準 範 囲 |
LH | 38.88 | |
男 | 0.79-5.72 | |
女 卵胞期 | 1.76-10.24 | |
排卵期 | 2.19-88.33 | |
黄体期 | 1.13-14.22 | |
閉経後 | 5.72-64.31 | |
FSH | 93.45 | |
男 | 2.00-8.30 | |
女 卵胞期 | 3.01-14.72 | |
排卵期 | 3.21-16.60 | |
黄体期 | 1.47-8.49 | |
閉経後 | 157.79以下 | |
エストラジオール | 14以下 | |
男 | 19-51 | |
女 卵胞期 | 19-226 | |
排卵期 | 49-487 | |
黄体期 | 78-252 | |
閉経後 | 39以下 | |
妊娠 前期 | 780-16631 | |
中期 | 1146-36635 | |
後期 | 5452-44915 |
すべてが、『閉経後』の測定値になってました・・・
検査項目にあるLH・FSH・エストラジオールについて、説明していきたいと思います。
LH(黄体化ホルモン)とは・・・脳下垂体で分泌されるホルモン。卵巣で卵胞を成熟させたり、排卵を促進させたりしたあとに、黄体を刺激するといった作用を持っています。
FSH(卵胞刺激ホルモン)とは・・・脳下垂体で分泌されるホルモン。卵巣において、卵胞の発育を促進するという作用を持っています。
エストラジオールとは・・・エストロゲンの一種で卵胞ホルモンとも呼ばれています。生殖器を発育させたり、子宮内膜を肥厚させたりする作用があります。
ホルモンの働きについて、おさらいしましょう٩( ”ω” )و
月経周期は複数のホルモンによって調節されています。月経が開始されるとゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)の一種である卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体形成ホルモン(LH)が卵巣に作用し、卵胞が発育し始め、エストロゲンを分泌します。エストロゲンにより子宮内膜が増殖・肥厚し、受精卵を迎える準備が始まります。
主席卵胞が20mm位に発育すると卵胞からエストロゲンがたくさん分泌されることで、卵胞が十分に発育したとからだが判断し、LHの濃度が急激に高まり(=LHサージ)、卵子は成熟し排卵が起こります。排卵後の卵胞は黄体となり、プロゲステロンとエストロゲンを分泌します。プロゲステロンは厚くなった子宮内膜を、さらに受精卵が着床しやすい状態にします。
受精卵が着床しなかった(=妊娠しなかった)場合、黄体は14日程度で寿命を迎え白体となり、エストロゲンとプロゲステロンが減少します。すると、厚くなった子宮内膜は剥がれて排出されることで月経が起こります。不妊カレッジサイトより引用
女性ホルモンの検査でいろんなことが分かるので、「最近生理がちょっとおかしい・・・」などの異常を感じたら、すぐに検査を受けることが大切です。
『更年期症状』が出るにはまだ年齢的にも早いので、自然に閉経する年齢(50歳)になるまで、薬(低用量ピル)を服用することになりました。
まずはホルモン剤を服用して、生理を起こす
低用量ピルを服用する前に、まずは生理を起こすためのホルモン剤を1週間服用をしたんですが、この薬がめちゃくちゃ大変でした💦
気分が悪くなるので、寝る前に服用してやり過ごそうという策略(?)なんですが、2・3日も経過すると体もしっかり反応するようになり、気持ち悪くて起きてしまいます。
嘔吐まではいかなかったものの、体を起こしては耐えていました。。。なので、毎日が寝不足です( ̄▽ ̄;)
そして日中、突然襲い掛かる頭痛。
何の前触れもなく急に頭痛がするんですが、結構な痛さだったので、仕事中によくしゃがみこんでいました。
頭痛薬を常に持ち歩くという日々でした。
体重増加は、閉経したショックでやけ食いをしたので、薬が原因かは定かではありません。。。(;^_^A
低用量ピルの服用
ホルモン剤の服用で生理が来た日から、低用量ピルの服用がスタートしました。
私が現在服用している低用量ピルは、同じ量の黄体ホルモン・卵胞ホルモンが含まれたタイプになります。これを21日間毎日服用して、服用を止めると生理が来るという仕組みになっています。
21日間服用したら7日間休薬して、また21日間服用するという繰り返しです。
2日間以上服用し忘れたら、婦人科へ要相談です。
なぜ生理を来させるかというと、いわゆる『更年期症状』の骨粗しょう症予防のためです。
すでに『更年期症状』の《ほてり》も出ていたんですが、低用量ピルを服用してからは、ピタッとなくなりました。
低用量ピルを服用しての副作用として実感しているのは、頭痛です。
そういった場合は、すぐに救急医療機関を受診してください!!
低用量ピルを服用しても生理が来ない?!
低用量ピルを服用してから、約3年が経ちました。
去年からですが、休薬期間になっても生理が来ないということがよく起こるようになりました。
薬を服用しているのに、また閉経??
婦人科の先生に相談してみると、
低用量ピルは、月経の量を抑える作用もあるから、月経のない場合にはそういうこともありますよ。
ちゃんと出血したほうが良ければ薬も変えれるけど、どうする?
問題なければ出血しない方が楽だから、このままで。
まったく出血しない月もあれば、1週間ダラダラ続く月もあります(;^_^A
ただ、生理痛がほとんどないのは良いことです♬
45歳で服用終了予定。骨粗しょう症予防は??
当初50歳までの服用予定でしたが、頭痛がヒドイことから45歳までは頑張りましょうということで、もうすぐ45歳、終了間近になりました!!
骨密度測定をしてもらって、その結果で判断することになったんですが・・・
『結果があまり良くなかったんです(;´Д`)』
再度、血液検査で女性ホルモンの検査をしてもらいましたが、やはり良くない…というか3年前より低くなってるし(◎_◎;)
エストラジオール 14以下 ⇒⇒ 5以下
そんなわけで、薬の服用終了にはならず、薬を変えることとなりました・・・(;O;)
~長くなったので、今回はここまで~
『低用量ピルの服用から、ホルモン補充療法(HRT)へ』
また別の記事で紹介させていただきますm(_ _)m
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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