【41歳で閉経した私】低用量ピルからホルモン補充療法へ。その違いって何??

 

41歳のときに『早発閉経』と診断されてから、骨粗しょう症予防のために低用量ピルの服用をしてきました。

 

45歳で服用を止める予定でしたが、骨密度検査の結果とエストロゲンの数値があまり良くなかったので、ホルモン補充療法へ変更して服用を続けることになりました。

 

低用量ピル ⇒⇒ ホルモン補充療法(HRT)になります。

 

低用量ピルとホルモン補充療法ってどう違うの??

この疑問にお答えしていきたいと思います(^O^)/

 

低用量ピル

低用量経口避妊薬、低用量エストロゲンープロゲスチン配合剤

使用目的:避妊/月経困難症の治療

効果:排卵を抑制して子宮内膜を薄くすため、避妊や月経困難症への効果がある

主な対象女性:原則的に月経のある女性⇒閉経前の女性が対象

エストロゲンの強度:ホルモン補充療法(HRT)の標準用量の約6~8倍)

クロワッサンONLINEサイトより引用

月経困難症とは

生理のときには、多くの女性が痛みなどの症状を感じます。なかでも日常生活に支障をきたすほどのものを月経困難症と呼び、一般的な生理痛とは区別をしています。

たとえば、生理がくると「痛みがひどく、横たわっていないと耐えられない」「家事も手につかない」「つらくて学校や会社に行けない」などといった重い症状が、月経困難症の特徴となります。

痛み以外にも吐き気や食欲不振、下痢、頭痛などの症状が同時にあらわれることも多く、月経困難症の女性にとって生理の期間はとてもつらいものとなります。

生理痛情報ナビサイトより引用

ホルモン補充療法

ホルモン補充療法(HRT)

使用目的:更年期障害や閉経後骨粗しょう症などのエストロゲン欠乏に伴う症状を治療

効果:不足したエストロゲンを必要最小限補うので、エストロゲン欠乏に伴う症状に効果がある

主な対象女性:原則的にエストロゲンが低下した女性⇒閉経後女性が対象

女性ホルモン(エストロゲン)の強化:閉経前の卵巣機能の半分から1/4程度、またはそれ以下

クロワッサンONLINEサイトより引用

エストロゲン欠乏に伴う症状とは

エストロゲンの低下と欠乏に伴いホットフラッシュや発汗が早期に出現します。
このような自律神経失調症状が出た後に、倦怠感、うつ、不眠などの精神症状が出現します。
一方で、エストロゲンの働きかけを失った臓器の変化として泌尿生殖器の萎縮、骨量減少、脂質異常症、動脈硬化が徐々に進行していきます。

更年期ラボサイトより引用

 

使用目的で比べてみても、ホルモン補充療法に変更されるのも当然な気もしますね(;^ω^)

 

まだ40代なのに骨密度が低く骨折しやすくなってしまうのは、やはり避けたいものです!

 

骨粗しょう症予防が大切なわけ

エストロゲンの低下と骨粗しょう症発症の関係

女性の生涯における骨量の変化は、成長期に増加して30歳頃にピークを迎え、その後は低下します。古い骨を溶かし新しい骨をつくるバランスのとれた骨代謝にはエストロゲンが深く関係しており、エストロゲンが低下する閉経後には骨量も急激に低下して骨粗しょう症のリスクが高くなります。

骨粗しょう症とは

骨は髪や肌と同じように新陳代謝を繰り返しています。古くなった骨を壊す細胞(破骨細胞)と新しい骨をつくる細胞(骨芽細胞)のバランスのとれた働きによって、骨量が安定し強さが保たれているのです。加齢に伴ってエストロゲンが減ると破骨細胞の働きが盛んになり、骨をつくる骨芽細胞の働きが追いつかなくなるため骨量が減ってスカスカになった状態が骨粗しょう症であり、骨折のリスクが高くなります。

更年期のココロエサイトより引用

 

一番心配されるのが、骨粗しょう症の高齢者が、ちょっと転んだだけで大腿骨骨折((だいたいこつこっせつ)足の太ももの骨の骨折)をしてしまい、それから寝たきりの生活になってしまう・・・というものです。(私の元気だった祖母がそうでした…(>_<))

 

そうならない為にも、今から予防をしていかないといけないのです。

 

ホルモン補充療法の副作用は??

低用量ピルはヒドイ頭痛で悩まされる日が月に1回ありました。

低用量ピルの種類を変更することもありましたが、その都度、その薬に慣れるまで気分が悪くなったりということがありました。

 

ホルモン補充療法も同じです。

薬に慣れるまで1~2カ月ほど、気分が悪くなったり、下腹部が張ってしまったりすることがあります。

 

薬を服用して太ったという方もいらっしゃいます。(ここは薬のせいにしたいところでもありますが…(;^_^A)

 

更年期症状のひどい人が、ホルモン補充療法で更年期症状が和らぐと思えば、1~2カ月気分が悪くなるのもきっと乗り越えられます。

 

乳がんのリスク

心配なのが、乳がんのリスク。低用量ピルの服用のときも同じでしたが、乳がんのリスクが服用していない人より、少し高くなると言われています。

 

そのため1年に1回、乳がん検診・子宮がん検診を勧められました。

 

「毎年がん検診を受けて早期発見できれば、治らない病気ではないから」

 

薬の服用とは関係なく、女性のがん検診はとても大切です!!

【40歳を過ぎたら、がん検診を!!】

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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