食品工場は熱中症に要注意?!

梅雨が明け、夏本番になったとたん毎日35℃超えの暑い日が続いております。

環境省から熱中症予防として、熱中症への警戒を呼びかける『熱中症警戒アラート』も発表されるようになりました。

 

熱中症には気を付けなくちゃ!!・・・ところで、熱中症ってどうなるんだっけ?

 

熱中症とは?

熱中症は4つに分類されているのはご存知でしょうか?

食品工場では暑い環境の中で作業することもあり、流れ作業も頻繁に止めるわけにはいかないので、水分補給も2時間ごとになってしまうことが多いんです。

 

汗はかいているけど、水分補給がなかなか追いつかない。。。(;´Д`)

 

熱失神

「立ちくらみ」という状態で、脳への血流が瞬間的に不充分になったことを示し、“熱失神”と呼ぶこともあります。

 

熱失神の特徴

・めまい

・一時的な失神

・顔面蒼白

・脈は速くて弱くなる

熱けいれん

筋肉の「こむら返り」のことで、その部分の痛みを伴います。発汗に伴う塩分(ナトリウム等)の欠乏により生じます。

 

熱けいれんの特徴

・筋肉痛

・手足がつる

・筋肉がけいれんする

熱疲労

 体がぐったりする、力が入らない等があり、「いつもと様子が違う」程度のごく軽い意識障害を認めることがあります。

 

熱疲労の特徴

・全身倦怠感

・悪心・嘔吐

・頭痛

・集中力や判断力の低下

熱射病

呼びかけや刺激への反応がおかしい、体にガクガクとひきつけがある(全身のけいれん)、まっすぐ走れない・歩けない等。

 

熱射病の特徴

・体温が高い

・意識障害

・呼びかけや刺激への反応がにぶい

・言動が不自然

・ふらつく

熱中症を疑われるときにすること

作業場での熱中症は熱疲労までの症状が多いかと思われます。

「熱中症かもしれない・・・」意識がはっきりしていて、自分で動ける場合の対処法は

  1. 体を冷やす
  2. スポーツドリンクなどで水分を補給する

 

「なんか体調がおかしい」そう思ったらすぐに、まわりの人へ伝えるのが一番です。

「作業中だから流れを止めたくないし・・・」そう思って我慢してしまうと、ますます症状が悪化してしまいます。

 

症状が軽いうちに水分補給をしっかりさせてもらうことで、回復も早くなります。

 

『熱中症警戒アラート』が毎日のように発表されています。

できる限り水分補給をして熱中症を予防しましょう(^O^)/

 

 

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